mika552006-09-28

ついに天ちゃんも1歳11ヶ月を目前にした先週の金曜日から断乳をしました。まだ1週間経っていませんが天ちゃんもおっぱいを要求してくることは全く無く役目の終わったおっぱいもトラブル無しでどうにか成功したようです。以下は記録です。
きっかけ:ローマから帰りの飛行機中ずっと吸いっぱなしだった為おっぱいが傷ついていたのですが、しばらく経っても治らずおかしいなと思い良く観察してみたら毎回歯を立てて飲んでいたのでした。それでも2週間くらい粘って毎回「歯をあてないで赤ちゃんみたいに飲んでね。歯が当たるとおっぱいイタイイタイだから」と言っても天ちゃんは以前の飲み方を忘れてしまったようで悪気は無いけれど相変わらず痛い飲み方しか出来ませんでした。私もガマンできなくなると「痛い!あーんして」と言い、天ちゃんも理解してぱっと口を離す、という繰り返し。この時期私の中ではもうやめる時なのかな、これがきっとサインなんだと思うようになっていました。結構前から天ちゃんの激しい飲み方に苦労していて早く卒乳してくれないかなと思っていたのですが、それに反して天ちゃんの方は日に日におっぱい大好き度が増していたので、私の思いだけで断乳するのは天ちゃんの心のよりどころを奪うようで踏み切れなかったので、何か納得できる要素が必要でした。今回は天ちゃん本人がもう吸い方を忘れてしまったというのが断乳に踏み切ったきっかけになりました。まぁ吸い方を忘れてしまっても相変わらずおっぱいがよりどころになっていたことには変わりありませんが、私も肉体的に限界を見たので思い切り納得して踏み切ることができました。そして心に決めてから、1週間後の金曜日を断乳の日に決めて毎日天ちゃんに言い聞かせることにしました。
前日:この夏断乳したばかりのスイミングのママに「天ちゃんおっぱいバイバイするのえらいねー」と褒めてもらったら、天ちゃんはギョッとして「なんで知ってるの、なんでそんなヒドイこと言うの」という表情をしてプイと横を向いてしまいました。ちゃんと断乳したらもうバイバイだっていう事を理解しているんだなぁ。でも私の体調がおかしい。風邪っぽいですが1週間言い続けてきたので決行を決意。
1日目(金曜日):午前中を最後にしようと思っていたのですが、飲みながらお昼寝に入ってしまったので、ちゃんとバイバイをしてもらいたいため、起きてからのおっぱいで最後にすることにしました。たっぷり飲んでもういいかなと思いおっぱいを見せて「バイバイ」とさせたのですが、バイバイしてはパクっチューチュー。もう片方もバイバイしてはパクっチューチュー。2回くらい繰り返してあとは遊びだしました。バイバイした後の安心したような照れたような表情はこれからもずっと忘れません。
夜:夕方までずっと公園で遊ばせていて私が疲れてしまったので、だーくんが車で寝かしつけ。23時半頃目を覚まし、おっぱいを欲しがって泣くこと3時間弱。一切の水分を拒否して声をからして泣き続け、目がうつろになりつつもちょっと意識が戻ると泣いてまた意識が遠退きを繰り返してやっと眠りに付きました。今思うとここが最大の山でとても辛い時間でした。こんなにまで欲しがっている天ちゃんを抱っこする以外何もしてあげられず、その姿を見ているのは辛くて最後は私も一緒に泣いてしまいました。その後は朝の7時くらいまで2時間おき起きましたが、抱っこで15分〜30分抱っこすると寝てくれました。
2日目(土曜日):午前中は友達家族が遊びに来たので帰った後3人とも疲れて大昼寝大会。寝る前はやっぱり泣いてましたが30分抱っこでなんとかなりました。すぐ目を覚ましたとき、だーくんに抱っこを頼んだのですが満足に抱き上げることもできず、私はガッカリ。私の抱っこで15分ほどで寝付きました。私の風邪が悪化。
夜:だーくんが夜勤のためだーくんの実家の好意に甘えてお泊りさせてもらいました。夜は11時頃抱っこで就寝。なかなか順調そうな手ごたえがありました。その後何度か目をつむったままふにゃーと泣いていましたが、私が手を出さずともスーッと眠りに戻って行きました。昨日今日と様子が気になって熟睡できませんでしたが、うれしい驚きを目の当たりに出来てちょっと興奮気味です。天ちゃんすごく頑張ってます。
3日目(日曜日):お昼過ぎまでだーくんの実家にお世話になっていました。私は風邪でダウンして引き続き寝かせてもらい、天ちゃんはほとんどじいちゃんばあちゃんに遊んでいただきました。夕方だーくんが友達夫婦を呼んでいたのでなんとか頑張って対応しました。その間天ちゃんはじいちゃんとデパートの屋上遊園地で一遊び。夜はだーくんが緊急の仕事で居なくなってしまったので、ひとしきり私と遊んだ後抱っこ15分くらいで就寝。寝てからも何度か起きてもトントンとしてあげたり一人で眠りについたりすごく優秀です。天ちゃんの場合、ヨシヨシとか抱き上げたり歌を静かに歌ってあげたりすると逆に目がさえてしまうようなので、じーっと見守ってあげたり、身体をじーっと静かに触れさせていた方が良く寝付くようです。
その後はだーくんが早く帰ってきたときは車で寝かしつけ。夜中に目を覚ましたときは静かになでなでで乗り切っています(ぎゃーんと泣きますが、いつか寝ます)。お昼寝も夜寝も無理に寝かしつけようとするとかなり強硬に嫌がって泣いてしまうので、しばらくはお昼寝なしも辞さない覚悟で遊びに付き合い、泣かずとも眠気を受け入れられる日を夢見て頑張る予定です。

この1週間緊張と寝不足と体力不足との戦いで突っ走ってきましたが、気が付くとあんなにおっぱいにべったりだった天ちゃんがおっぱい欲しいとも言わずに頑張っている姿を見せてくれ、胸がギューッと締め付けられるほどの感動を味わいました。おっぱい止めると夜寝るという話はありますが、天ちゃんはいつもしつこく何度もおっぱいで起きてはくわえたまま浅い眠りにしかつかなかったので、この子はやめても絶対寝ないと固く信じていましたが、割と一人でねるしすごい進歩です。想像以上に頑張りと成長を見せてくれました。天ちゃん今までおっぱい喜んで飲んでくれてありがとう。幸せな時間をありがとう!